JaM
どうも!JaMです!
今回もマイキャリアやっていきます!
前回までのあらすじ
偉大なNBAプレーヤー「アンファニー・ハーダウェイ」を父に持つ(という勝手な設定)ペニー・ハーダウェイJr.。
サマーリーグを前にハーダウェイJr.の目の前に現れた新米コーチ。それがなんと大学時代にひと悶着あったAmesコーチということで、肝心のプレーに集中できていないハーダウェイJr.。試合に出場することも出来ず、全てをコーチのせいにしていた彼ですが、Ashleyというチームメイトの言葉に考えさせられます。
果たしてハーダウェイJr.はこの問題をどう乗り越えていくのでしょうか。第8話始まります!
サマーリーグ2戦目
「あんたをプレイさせることで彼の立場が上がるのなら、彼はプライドを捨てて行動するだろうぜ。」
コーチへのフラストレーションが溜まる一方だったハーダウェイJr.ですが、チームメイトのAshleyにかけられたこの言葉を信じ、チャンスを待ちます。
そして迎えるサマーリーグ2戦目。
相手は2018年のドラフト1位、ディアンドレ・エイトン要するフェニックス・サンズ。今シーズンからは世代最高峰のシューターと呼び声の高いキャメロン・ジョンソンがルーキーとして加入しており侮れない相手。
一方マジックは初戦同様、フルツ、アイザック、バンバの将来が期待される若手を中心に挑みます。
序盤はエイトンを中心に試合を組み立ててくるフェニックス・サンズに対してディフェンスに定評のあるモー・バンバがマッチアップします。
戻ってきた背番号「1」
同点で迎えた第1クォーター残り2分43秒。
ついにハーダウェイJr.の名前がコールされ、サマーリーグではありますがNBAのコートに足を踏み入れます。
父親と同じ背番号「1」を背負い、ポイントガードとして出場したハーダウェイJr.でしたが初っ端からパスミスでターンオーバーを記録。
そのまま速攻でエイトンにダンクを決められ逆転を許してしまいます。
次の攻撃では自ら持ち込もうとするもののディフェンスが堅いジェボン・カーターを前に振り切ることが出来ず、難しい体勢からフェイダウェイシュートを放ちます。
しかしこのショットがネットを揺らし、初得点を記録。
これで落ち着きを取り戻したハーダウェイJr.は持ち前のパスワークを武器にマジックを見事勝利に導きました。
14得点、1リバウンド、3アシストを記録しオフェンス能力の高さを見せることが出来たものの、ターンオーバー3つとミスが目立つ内容となりました。この結果をコーチはどう捉えているのでしょうか。
タコチューズデイ
試合後、Taco Shopでタコスを楽しみながらポーターたちと談笑するハーダウェイJr.。
泣くほどに辛いStacyとのリハビリも順調のようで、ポーターは日常生活に困らないくらいまで歩けるようになっています。また、Stacyはポーター専用の練習プログラムを組んだようで、1月までには復帰できるとのこと。なんとも嬉しいニュース。
そして話題はハーダウェイJr.に。
「今日はそこそこ出場したね。」
StacyがハーダウェイJr.に問いかけます。
これに対してハーダウェイJr.は
「ロスターには同じ目的で戦っている13人の選手がいるんだ。俺は自分を証明するためにここに来たんだ。」
ポーターやAshleyの言葉をちゃんと理解したハーダウェイJr.は、今自分が何をすべきなのかをちゃんと理解できるようになりました。
心技体全てが揃ったハーダウェイJr.にもはや怖いものはないでしょう。
サマーリーグの残り試合でもきっと素晴らしい結果を残してくれるに違いありません。
コーチAmesとの和解
その後はベンチスタートながらも安定感のある活躍を披露し、チームメイトからの信頼も得られるようになったハーダウェイJr.でしたが中々スターティングメンバーになることが出来ません。
チームが順調に勝ち星を重ねる中、Amesは各選手にチャンスを与え複数のラインナップをテストしています。スターティングメンバーになれず焦るハーダウェイJr.に対して、Ashleyは「もうすぐだ。その調子で練習を続けろよ。」とアドバイスを送ります。
サマーリーグ決勝
その後もチームは順調に勝ちを重ね、サマーリーグの決勝の舞台までコマを進めます。
大事な一戦を前にして、ハーダウェイJr.はAmesコーチから呼び出されます。
「ちょっといいか。」
監督室に呼び出されたハーダウェイJr.は神妙な面持ちでAmesコーチを見つめます。
そして、ハーダウェイJr.に一言
「今日は先発で出てもらうぞ。」
その言葉に感情を抑えきれないかったハーダウェイJr.は満面の笑顔を見せます。
そしてコーチはあの事件について口を開きます…。
「罰を与えようってわけじゃなかった。正直ポーターのためにお前がやったことは素晴らしいと思ってる。おれはお前みたいに出来ないってこと、権力に屈するしか無いこと、仕事のプレッシャーに押しつぶされそうなこと、どれもうんざりだった。言っておくが、俺は辞任を迫られたわけじゃない。…自分で選んだんだ。」
コーチの本当の気持ちが分かり、互いに和解することになったハーダウェイJr.とAmesコーチ。
そしてコーチからハーダウェイJr.に頼み事があるといいます。
「今日の試合、勝つんだ。」
サマーリーグの決勝で初めて先発を任されることになったハーダウェイJr.。
責任は重大ですがやっと掴んだチャンスを活かすことが出来るのでしょうか。
こぉんなところで会えぇるなんてな。
決勝の相手はミネソタ・ティンバーウルブズ。
この晴れ舞台で懐かしの顔を見つけます。
共にトレーニングに励んだAWことアクセル・ウォールデン。
「こぉんなところで会えぇるなんてな。予想ぅ通ぉりだ。」
と変な口調は相変わらず。
試合開始早々、これまでの鬱憤を晴らすかのようにハーダウェイJr.は躍動します。
積極的なドライブインからコンタクトレイアップを沈めるなど、試合の流れをものにしに行きます。
ハーダウェイJr.の積極的なプレイに周りの選手たちも引っ張られ、最高の立ち上がりを見せます。
また、ペネトレイトからの自身の得点だけでなく、ノールックパスで味方選手を活かしチーム全体としてのムードを高めることで良いリズムを作り上げます。
サマーリーグで最高のプレイを見せるハーダウェイJr.に対してウォールデンもこの表情。
サマーリーグ制覇
16得点、3リバウンド、10アシストのダブルダブルを達成し、見事チームをサマーリーグ優勝に導きました。
全ての苦労が報われた瞬間です。
チャンピオントロフィーを受け取るマジックのメンバー。
リーグへようこそ
サマーリーグも終わり興奮冷めやらぬ中、ZackとMaverick Carterに呼び出されます。
「N123LJ」と書かれたプラベートジェットの中へ案内されるハーダウェイJr.。
その中で待っていたのは…。
キングジェームズこと、レブロンジェームズが待ち構えていました。
自分のルーキー時代の経験談を踏まえながら、自分たちに課せられている使命について語ってくれました。
「自分のように貧しく希望のない環境で育った声を上げられない人たちを代弁している。そんな人たち、子どもたちは世界中にたくさんいて、誰もがチャンスを掴む権利を持っている。」
「一人の人間がこの流れを変えることは出来ないが、我々には義務がある。かつて我々も誰かに引き上げてもらったのだから。」
「だから今度は我々がそうする番だ。」
「準備はいいか?」
というわけで、サマーリーグを終えいよいよシーズン開幕です。
ハーダウェイJr.もここまで来るまでに多くの人たちに支えられ、助けられてきました。
その事を忘れずにNBAで活躍してくれることを期待したいですね。
今回はここまで。
それでは!