【NBA2K20】MyGM#017 新生グリズリーズ始動!…でもいまいち噛み合わない。

JaM

どうも!JaMです!

ちょっと間が空いてしまいましたが今回もNBA2K20MyGMやっていきます!

前回までのあらすじ

メンフィス・グリズリーズでの2年目を迎えるトニーGM。

2月に入ってもウェスタン・カンファレンス4位と好調を維持しているチームは、プレイオフで勝ち抜くための補強を行います。オールスター明けのトレードデッドラインを境に屋台骨となるヨナス・ヴァランチュナスと若手を数名放出し、マーカス・スマートとロバート・コビントン、ヨナス・イェレブコを獲得。

NBAトップクラスのディフェンダーと経験あるベテランを獲得した新生グリズリーズはどこまで成績を伸ばせるのか注目です。

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今ひとつ噛み合わない新生グリズリーズ

ディフェンスのスペシャリストであるマーカス・スマート、ベテランプレーヤーとしてロバート・コビントンを新たに加えた新生グリズリーズは、フロントの高まる期待とは裏腹に3月開始早々に3連敗喫してしまいます。

ロバート・コビントンのエゴ

ベテランプレーヤーとして、チームのまとめ役とベンチからの貴重な3&Dプレーヤーとして期待していたロバート・コビントンでしたが、数試合出場した後にこんなことを言い始めました。

「もう決まったことだが、自分もスターターに選ばれると思ってた。なんで選ばれなかったのかわからない。」

これには頭を抱えるトニーGMでしたが、

「我々が君のことを信頼していることは分かってくれているはずだロバート。しかし、君はまだ結果を出してくれていない。これからも努力を続けて、上にいる連中を上回ってくれたら相応の対応をさせてもらう。約束だ。」

となだめるようにこちらの気持ちをしっかり伝えることに。

するとロバート・コビントンは

「失礼かもしれないが、あんたには反対だ。でも俺もプロだから、今まで以上に全力を尽くすさ。最後には考えを変えてくれることを祈っている。」

なんとかこの場を収めることは出来たものの、納得のいっていない様子のロバート。

今後の起用法は考えていく必要がありそうです。

マーカス・スマート効果

マーカス・スマートは自身の加入以降チームが勝てなくなっているストレスからか、試合中も審判に対して反抗的な態度が目立ちます。

ただ、それだけ”勝ちたい”と思う気持ちが強いこともスマートの良いところだということをフロント含め全員が理解しています。

体格差のある相手に対しても怯むこと無く果敢にハードなディフェンスをするスマートのプレーはまさに期待通りで相手チームのエースを確実に抑え込んでくれています。

このスマートの気持ちのこもったディフェンスはチームにも伝染し、他のチームメイトの素晴らしいディフェンス能力を引き出しています。

それでも勝てない理由の一つに「リバウンド」が挙げられます。

1試合平均12本以上のリバウンドをもぎ取っていたヴァランチュナスを放出したことで相手にセカンドチャンスを与えるシーンが目立ちました。

ここに関してはジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークの両名の成長にかかっているのでプレーオフまでにしっかりと調整していきたいところ。

DBのシックスマンとしての適正

一方で想像以上の活躍を見せるのはディロン・ブルックスで、こちらが期待していた以上にシックスマンとしての適正があるようです。

スターターで出場していた時はジャレン・ジャクソンJr.やジャ・モラントに続く攻撃のサードオプションとしての役割がメインでしたが、ベンチからのスタートに切り替わったことでセカンドチームのファーストオプションとして持ち前のオフェンス能力を存分に発揮してくれています。

  • ディアンソニー・メルトン
  • ディロン・ブルックス
  • ロバート・コビントン
  • カイル・アンダーソン
  • ブルック・ロペス

ディフェンシブな構成だったセカンドチームもブルックスが加わったことで、オフェンス力の引き上げが出来ました。

覚醒する若き才能

3月も中盤に差し掛かると新加入のメンバーたちとが徐々にフィットし始め、それぞれの役割が明確になってきます。

そして、この男が期待通り覚醒します。

今シーズンここまで平均12得点6.5リバウンドとベンチからチームを支えてくれていたクラークですが、今回の大型トレードでスターターの座を勝ち取りました。

するとみるみるスタッツを上げていき、オールスター以降は平均16.8得点11.4リバウンドとヴァランチュナスが抜けた穴を見事に埋めてくれています。

コビントンもあの一件以降大人しくしてくれているようで、試合中も若手プレーヤーに対して積極的に声をかけているシーンが目立ちました。

ライバル「ペリカンズ」との激戦

2月終了時点はウェスタン・カンファレンス4位に付けていたグリズリーズですが、3月の不振に加えてヒューストン・ロケッツの怒涛の8連勝などもあり5位まで順位を落としています。

6位には1ゲーム差でニューオーリンズ・ペリカンズが迫ってきており、直接対決では激闘を見せました。

ザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラム、ロンゾ・ボールと若きスター選手達に注目が集まる中、2年/3,188万ドルで契約延長をしたドリュー・ホリデーがしっかりとチームをまとめ上げています。

そして厄介なのがベンチを固めるベテランロールプレーヤーたち。

JJレディックだけでなく、今シーズンから加入しているがアイザイア・トーマス、ショーン・リビングストンは特に厄介。

アイザイア・トーマスに関しては今シーズン好調で、ベンチスタートながら平均14.9得点を記録しています。

白熱するドラフト同期対決

そして両チームのエースは昨年のドラフト1位と2位。

先月は共にオールスター出場を果たし、別チームとは思えないほど息のあったプレーを披露していた二人ですがシーズンが始まればバチバチにやり合います。

ザイオンがパワフルなダンクを披露したかと思えば・・・

モラントも人間離れした跳躍力ですぐさまやり返します。

このふたりの対決は見応え抜群でアリーナに足を運んでくれた多くのファンを楽しませました。

試合の行方

そしてウェスタン・カンファレンスの5位を掛けて熾烈を極めたこの試合は、ザイオンの31得点12リバウンド、イングラム26得点、アイザイア・トーマス19得点と最終的には124点を奪われたメンフィス・グリズリーズが敗北

順位を6位に落としてしまったグリズリーズですが、チームとしてはしっかりと仕上がってきている印象を持っています。

シーズンも残り1ヶ月ですが、最終調整を終えて2年連続のプレイオフ出場に準備は整いつつあります。

3月終了時点のチーム成績

3月は6勝9敗で38勝33敗のウェスタン・カンファレンス6位と先月から2つ順位を落とす結果となりました。

ウェスタン・カンファレンス

順位 チーム
1 ポートランド・トレイルブレイザーズ 47 25
2 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 46 26
3 ロサンゼルス・レイカーズ 46 26
4 ヒューストン・ロケッツ 38 32
5 ニューオーリンズ・ペリカンズ 39 34
6 メンフィス・グリズリーズ 38 33
7 サンアントニオ・スパーズ 35 38
8 ユタ・ジャズ 34 37
9 ロサンゼルス・クリッパーズ 33 38
10 オクラホマシティ・サンダー 33 39
11 ミネソタ・ティンバーウルブズ 32 41
12 サクラメント・キングス 30 41
13 ダラス・マーベリックス 30 42
14 フェニックス・サンズ 28 43
15 デンバー・ナゲッツ 26 45

イースタン・カンファレンス

順位 チーム
1 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 49 23
2 ミルウォーキー・バックス 48 24
3 ボストン・セルティックス 44 27
4 マイアミ・ヒート 41 31
5 ブルックリン・ネッツ 39 32
6 オーランド・マジック 38 34
7 シャーロット・ホーネッツ 37 34
8 シカゴ・ブルズ 37 35
9 インディアナ・ペイサーズ 33 38
10 トロント・ラプターズ 33 38
11 ニューヨーク・ニックス 32 40
12 ワシントン・ウィザーズ 31 42
13 アトランタ・ホークス 29 43
14 デトロイト・ピストンズ 26 46
15 クリーブランド・キャバリアーズ 23 48

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