【NBA2K20】MyGM#018 2年目のシーズン終了。着実に成長を続けるグリズリーズ。

JaM

どうも!JaMです!

1ヶ月以上間が空いてしまいましたが、今回もNBA2K20MyGMやっていきます!

前回までのあらすじ

メンフィス・グリズリーズでの2年目を迎えるトニーGM。

新メンバー加入により周囲の期待が高まる中挑んだ3月はまさかの6勝9敗と負け越し…。ウェスタン・カンファレンスの順位も2つ落として6位に転落。新メンバーとのケミストリー構築には少し時間がかかりそうです。

シーズンも残すところ1ヶ月。暗雲立ち込め始めた我らがグリズリーズは2年連続のプレイオフ出場を果たせるのか。シーズン最後の1ヶ月が始まります。

▶前回の#017はこちら

このシリーズを最初から読む

強敵ぞろいのスケジュール…。

さて、2年連続のプレイオフ出場に闘志を燃やすグリズリーズですが、4月に行われる11試合は想像以上にハードなスケジュールになっています。

  • 4/2  vsペイサーズ(Away)
  • 4/4  vsバックス(Away)
  • 4/6  vsネッツ(Away)
  • 4/8  vsレイカーズ
  • 4/11 vsセルティックス
  • 4/13 vsペリカンズ(Away)
  • 4/14 vsロケッツ
  • 4/16 vsヒート
  • 4/18 vsロケッツ(Away)
  • 4/19 vsサンズ
  • 4/21 vsスパーズ

イースタン・カンファレンスの上位チームである、バックス(2位)、セルティックス(3位)、ヒート(4位)、ネッツ(5位)に加えて、現在9位でプレイオフ出場に向けて闘志むき出しのペイサーズ。

その他、ウェスタン・カンファレンスの上位チームである、レイカーズ(3位)、ロケッツ(4位)、ペリカンズ(5位)と格上のチームばかりが名を連ねています。

しかし、そんな厳しいスケジュールの中グリズリーズは急速に成長していくことになります。

噛み合い始めた新生グリズリーズ

激しめのスケジュールの中、グリズリーズは着実にチームケミストリーを構築していきます。そしてそれぞれの強みと役割を理解することでチームとしての強さが際立ち始めます。

スターの風格が漂い始めた2年目のジャ・モラント

2年目にしてチームの「未来」を託されているジャ・モラント。その期待に恥じること無くプレーでチームを牽引しています。ここまで平均25得点、9.0アシストを記録しており、オールスター以降は平均10.1アシストと類まれなるパスセンスでチームメイトへ勝利につながるパスを供給しています。

アシストランキングでは1位のルカ・ドンチッチに続いて2位に付けており、個人タイトルの獲得も見えてきています。

勝負どころで使うアイソレーションは非常に効果的で、派手なフィニッシュに加えて最後まで味方へパスを狙っている「選択肢の多さ」がモラントをアンストッパブルな選手へと引き上げています。

用意にペイントエリアへの侵入を許し、キープレーヤーのファウルを誘います。

守備の要に成長したジャレン・ジャクソンJr.

モラントと同じくチームの中心選手でサイズとスキルに恵まれたジャレン・ジャクソンJr.。ヴァランチュナスの移籍に伴いペイントエリアでの責任が増す中、リムプロテクターとしての才能を開花させます。

3月には平均3.1ブロックと恐ろしいスタッツを叩き出し週間MVPにも選ばれています。

オフェンス面ではアウトサイドからのシュートを効果的に活用することでスペースが生まれるため、モラントとの相性が抜群です。2m11cmの上背がありながら、チームメイトのスクリーンを活用して自らフリーになる「フロッピー」は相手チームの驚異になっています。

そして注目すべきはリバウンド力の向上。

ヴァランチュナスの移籍以降チームの課題となっていたリバウンド。相手にオフェンスリバウンドを与えてしまうシーンがまだまだ目立ちますがスタッツ面では改善傾向にあります。

昨シーズンは7.8本だったリバウンドも月を追うごとに改善しており、3月には平均11.3本のリバウンドをもぎ取っています。

覚醒を続けるブランドン・クラーク

そして今シーズンMIP級の活躍を見せるブランドン・クラーク。

ヴァランチュナスの移籍後にスタメンを獲得すると、日に日にその存在感を増していきました。ポジション的にリーグでもスター級のプレーヤーとマッチアップすることが多く、それでも臆すること無く自分の持ち味を発揮しています。

オフェンスでもコートを縦横無尽に走り回り、中・外関係なく効率的なショットを沈めていきます。

ジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラーク。

この3人の成長に目を細めるトニーGMなのでした。

噛み合い始めた新メンバー

エースストッパーとして自分の存在価値を存分に発揮しているマーカス・スマート。闘志あふれるプレースタイルは既にチームに欠かすことのできない選手になっています。

そして加入早々にスタメンでないことに不服を唱えていたロバート・コビントン。

しっかりとプレーで自らの価値を示し、4月に入ってからはスタメンとしてチームに貢献しています。

成長著しいベンチメンバー

そして好調な主力選手たちに加えて、成長著しいベンチメンバー。

中でもカイル・アンダーソンはヴァランチュナスの移籍以降パワーフォワードとして出場する機会が増え、オフェンスでもディフェンスでもバランスの取れたプレーでチームに安定感をもたらしてくれています。

セカンドチームのオフェンスを牽引するのはシーズン中盤までスタメンとして活躍してくれていたディロン・ブルックス。

シュートに波があるものの、当たり始めると止まらないシュートタッチはセカンドチームの貴重な得点源になっています。

ベンチメンバーも勝利のために各々がしっかりと考えてプレーできていることで、チームとしての完成度が日に日に高まっているのを感じています。

2021シーズン終了

チームがしっかり噛み合い始めたグリズリーズ。4月は好調を取り戻し9勝2敗と大きく勝ち越しウェスタン・カンファレンス4位でシーズンを締めくくることができました。

ウェスタン・カンファレンス

順位 チーム
1 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 55 27
2 ポートランド・トレイルブレイザーズ 53 29
3 ロサンゼルス・レイカーズ 52 30
4 メンフィス・グリズリーズ 47 35
5 ヒューストン・ロケッツ 47 35
6 ニューオーリンズ・ペリカンズ 43 39
7 ユタ・ジャズ 41 41
8 ダラス・マーベリックス 38 44
9 サクラメント・キングス 38 44
10 サンアントニオ・スパーズ 37 45
11 オクラホマシティ・サンダー 37 45
12 ミネソタ・ティンバーウルブズ 35 47
13 ロサンゼルス・クリッパーズ 34 48
14 デンバー・ナゲッツ 29 53
15 フェニックス・サンズ 28 54

イースタン・カンファレンス

順位 チーム
1 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 56 26
2 ミルウォーキー・バックス 53 29
3 ボストン・セルティックス 52 30
4 シャーロット・ホーネッツ 45 37
5 マイアミ・ヒート 43 39
6 ブルックリン・ネッツ 43 39
7 オーランド・マジック 42 40
8 シカゴ・ブルズ 42 40
9 トロント・ラプターズ 40 42
10 インディアナ・ペイサーズ 37 45
11 ニューヨーク・ニックス 35 47
12 ワシントン・ウィザーズ 35 47
13 アトランタ・ホークス 33 49
14 クリーブランド・キャバリアーズ 30 52
15 デトロイト・ピストンズ 30 52

ロサンゼルス・クリッパーズはカワイ・レナード、ポール・ジョージが怪我になきウェスタン・カンファレンス13位と予想外の結果となりました。

また、イースタン・カンファレンスの台風の目になったのはシャーロット・ホーネッツ

昨シーズン同様に成長著しいデボンテ・グラハムを中心に据えながら、周りにエネス・カンター、ダービス・ベルターンス、ジャバリ・パーカー、ナーレンズ・ノエルを補強したことでチーム力の底上げに繋がったようです。

プレイオフでどこまでいけるか見ものです。

シーズンアワードの発表

2021シーズンも終了し、各種アワードの発表がありました。

昨シーズンはモラントが新人王を獲得しましたが今シーズンはグリズリーズからの選出はあるのでしょうか。

MVP:ヤニス・アデトクンボ

3シーズン連続のMVP獲得。ビル・ラッセル、ウィルト・チェンバレン、ラリー・バードの3名が記録した3年連続シーズンMVP受賞に並ぶ大記録です。

新人王:ペリー・ドーソン

最優秀守備選手:カワイ・レナード

6thマン賞:デニス・シュルーダー

MIP:ブランドン・クラーク

グリズリーズからブランドン・クラークがMIPを受賞。

まだまだ成長が期待できるだけに今後の活躍が楽しみで仕方がありません。

最優秀コーチ賞:ブレット・ブラウン

イースタン・カンファレンスの覇者、フィラデルフィア76ersのヘッドコーチ、ブレット・ブラウンが受賞

最優秀エグゼクティブ賞:タイラー・ジェイムソン

同じくフィラデルフィア76ersのゼネラルマネージャー、タイラー・ジェイムソンが受賞

プレイオフはリベンジマッチに

ウェスタン・カンファレンス4位でシーズンを突破したグリズリーズ。

プレイオフの相手となるのは昨シーズンと同じく、ジェームス・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック率いるヒューストンロケッツ。

昨シーズンのプレイオフ1回戦では1勝しかできず、地力の差がでた感じでしたが果たしてリベンジできるのでしょうか。

 

といったところで今回はここまで!

次回もお楽しみに!

このシリーズの続きを読む