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2K21の発売も近づいていますが、今回もNBA2K20MyGMやっていきます!
前回までのあらすじ
メンフィス・グリズリーズでの2年目を迎えるトニーGM。
ウェスタン・カンファレンス4位という好成績でシーズンを終え、2年連続のプレイオフ進出を果たします。ホームコートアドバンテージを持って迎え撃つは昨年コテンパンにやられたヒューストン・ロケッツ。若手の成長、新メンバー加入で昨年とは違った結果を出すことができるのか。
トニーGM2度目のプレイオフが今始まります。
リベンジマッチ
白一色で埋め尽くされたグリズリーズのホームアリーナ、フェデックスフォーラム。
昨年の悔しさを晴らすべく大勢のファンがアリーナに足を運んでいます。
昨年はマイク・コンリー、マーク・ガソルといった主力選手からジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.といった若手へ世代交代を図りつつも、3年ぶり11回目のプレイオフ出場を果たしたメンフィス・グリズリーズ。
若手中心でバタつく中でもベテランのアンドレ・イグダーラを中心に落ち着きを取り戻し、なんとか1勝をもぎ取ったグリズリーズでしたが、その後は全く良いところがなくあっさり4敗した昨年の悔しさを忘れてはいません。

着実に成長を重ねる若手選手に加えて、大型トレードでチーム力が底上げされた今リベンジに燃えています。
当時、頼もしいチームメイトだったアンドレ・イグダーラは今シーズンから優勝を求めてロケッツの一員になっています。
シーズン成績はともに47勝35敗。
どちらが勝ってもおかしくない両者の戦いが今始まります!
大接戦の第一回戦
昨年良いようにやられたロケッツの強力デュオの一人、ジェームズ・ハーデンに対してはマーカス・スマートをマッチアップさせます。
マーカス・スマートと言えどリーグ屈指のオフェンス力を誇るハーデンを完璧に抑えることは難しいと思いますがオンボール、オフボール問わず徹底的にマークさせることでリズムに乗せないように注意します。
試合序盤はジャ・モラントとブランドン・クラークの息のあったコンビプレーから空中戦をしかけ上々の立ち上がりを見せるメンフィス・グリズリーズ。
モラントも積極的にリングへアタックし、得点にアシストに安定した試合運びをみせていきます。
好調な滑り出しを見せたグリズリーズに対して、流れを変えたいロケッツはベンチからクリス・クレモンズを投入。175cmの小柄なポイントガードですが、今シーズン控えポイントガードとして11.5得点、3.7アシストを記録している2年目の若手選手。
キレの良いドライブでグリズリーズディフェンスを翻弄し、外で待ち構えているフリーの選手へ巧みなパスを供給します。
そして思い切りの良いスリーポイントを放つロケッツの面々。
その思い切りの良さの背景にはこの男の存在がありました。
今シーズン、17.7リバウンドと圧倒的なスタッツでリバウンド王に輝いたクリント・カペラ。
マーカス・スマートと引き換えにヴァランチュナスを失ったことでリバウンド力が低下しているグリズリーズにとってカペラは驚異となりました。
決勝点の行方は
カペラに前半だけで4本のオフェンスリバウンドを含む10本のリバウンドを奪われるなどゴール下で精彩を欠いたものの、64-60と4点リードで前半を終えたグリズリーズ。
後半に入ってからも一進一退の攻防が続きます。
ハーデン、ウェストブルックのエースデュオは後半尻上がりに調子を上げてきており、緊迫した試合展開の中でも大事なところでしっかりと得点してきます。
一方グリズリーズは前半やられたカペラに対してジャレン・ジャクソンJr.がしっかりと対応。
ベンチから出場しているディロン・ブルックスが要所でスリーポイントを沈めるなど両者一歩も譲らない試合展開となります。
118対116のグリズリーズ2点リードで迎えた
第4クォーター残り58秒。
ロケッツボール。
エース、ジェームズ・ハーデンにボールが渡ります。
ここを守りきれば勝利が見えてくるグリズリーズ…
ここでハーデンはマーカス・スマートの虚を突くディープスリーを放ちます。
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放たれたボールは、キレイな弧を描きながらリングへと吸い込まれます。
残り52秒、
119対121。
ロケッツ2点リード。
グリズリーズのジェンキンスHCはタイムアウトを要求。
タイムアウトあけ、モラントにボールを渡したいグリズリーズに対してロケッツのウェストブルックがフェイスガードで徹底的にマークします。
バイオレーションギリギリでモラントの手にボールが渡ります。
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残り時間を使いながらモラントが選択したのは自身のペネトレイト!
これが決まり121対121の同点!
残り32秒。
ロケッツ、タイムアウト。
残り32秒でワンプレー。
これを決めて試合を終わらせたいロケッツ。
アリーナ中に響き渡る観客たちのディフェンスコール。
なんとしてもここを抑えて逆転への可能性をつなげたいグリズリーズ。
ボールは当然のごとくハーデンへ渡ります。
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ゆっくりとしたドリブルから半ば強引なドライブイン。
しっかりと付いていくマーカス・スマート。
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でしたが…
「ピィッッ!!」
まさかのファウルをコールされ、ロケッツフリースローを獲得。
これをハーデンがきっちり2本沈めて121対123。
シーソーゲームを制したのはヒューストン・ロケッツ。
ホームコートで迎えた大事な1戦目、グリズリーズは黒星スタートとなりました。
昨年の悪夢が蘇りますが、まだホームでの2戦目が残っているので次はなんとしても勝利を飾りたいグリズリーズ。
といったところで今回はここまで!
次回もお楽しみに!
NBA 2K20/PS4/PLJS36121/A 全年齢対象