NBAトレーディングカードの基礎知識について学ぶ

どうも!JaMです!

先日はじめてNBAのトレーディングカードを購入したわけですが、いきなりのボックス購入ということで、一度に200枚近いカードを手に入れました。

お気に入りの選手やキラキラと光る美しいカード、選手直筆のサインが施されたカード等眺めているだけでも十分楽しいのですが、もっとNBAトレーディングカードについて理解するために自分なりに色々と調べてみました。

今回は備忘録的にNBAトレーディングカードについてまとめていこうと思います。

NBAカードのメーカー(販売元)

NBAトレーディングカードは、そのシーズンにNBAに所属している選手を対象に製造されているカードで、一見すると様々な種類のカードが存在していてどれを買えば良いのか分かりづらいなーという印象がありました。

実は販売元となるメーカーは現在では1社しかなく、イタリアのPanini社(パニーニ)のみとなります。

 

 

過去にはUpper Deck社(アッパーデック)、Topps社(トップス)、Fleer社(フリアー)、といった複数のメーカーからNBAカードが販売されていたそうですが、2009-2010シーズンよりPanini社(パニーニ)がNBAと独占契約を結んで以降、10年経った今でもその状況は変わっていないそうです。

ただし、Upper Deck社(アッパーデック)に関してはマイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ、ベン・シモンズの直筆サインに関する独占契約を有しているため同選手の直筆サインカードがほしい場合はこの点を理解しておく必要があります。

NBAカードのブランド

そして何を買えば良いか悩む理由の一つになるのが、そのブランドの多さです。Panini社(パニーニ)だけでも非常に多くのブランドがラインナップされています。

下記はほんの一部ですが、各ブランド毎にコンセプトが異なるので収録選手やデザイン、価格帯などで自分のお気に入りのブランドを集めるのも良いかもしれません。

※下記はすべて2019年12月10日時点の情報になります。

NBA Hoops

最大の特徴はNBAのユニフォームを纏ったルーキーが初めてカード化されるシリーズだということ。また、1ボックスで2枚のサインカードが手に入るにも関わらず、比較的低価格帯のブランドなので人気ブランドのひとつです。

僕が先日購入したのもこちらのブランド。

はじめてNBAトレーディングカードを購入した話

Contenders Draft Picks

その名の通り、NBAの選手だけでなくその年のドラフト候補生をいち早くカード化するブランド。NBAに入る前のカレッジ時代の貴重な姿でカード化される同シリーズは新鮮そのもので、特に今シーズンのような「ドラフトの当たり年」であればついつい購入したくなるシリーズです。今期のContenders Draft Picksは、あのザイオン・ウィリアムソンの初めてのサインカードが当たる可能性があるということで個人的にも気になっています。

(ザイオンよりモラントがほしいけど…。)

Prizm

Panini社(パニーニ)の定番ブランド「Prizm(プリズム)」。金属風で質感の高いレギュラーカードやゴージャスに輝くパラレルレアカードなどデザイン性の高いブランドです。

同社のブランド「Hoops」に比べると価格帯が高い分、デザイン性・質感が優れておりレアカードの価値も高いのが特徴です。

その他ブランド

  • Absolute Memorabilia
  • Certified
  • Court Kings
  • Crown Royale
  • DONRUSS
  • Cornerstones

etc…

NBAカードの構成・種類

ブランドは複数あってややこしい感じはしますが、構成されるカードの種類はどのブランドでも基本的には同じです。

大きくは8種類に分類でき、それぞれにしっかりと意味があるためそのカード価値に直結しています。僕はこれを理解してから、カード一つ一つの意味が何となく理解できるようになりました。

今回は僕が持っているNBA Hoopsのカードをベースに各カードの種類について説明していきます。

レギュラーカード

トレーディングカードのベースとなるカードで所謂ノーマルカード。各選手ごとの個人成績やトピックスが記載されており、好きなブランドでこのレギュラーカードを集めてコンプリートすることがトレーディングカードの楽しみ方の一つになります。

ルーキーカード

その選手が初めてNBAカードに収録された年のカード。殆どはその年のルーキー(新人選手)ですが、中には過去にNBAでプレイしていてもカード化されていなかった選手で初めてカード化された選手も含まれます。基本的にはレギュラーカードのみとなりますが、その選手にとってカード化された最初の1枚ということで価値あるカードとされています。

インサートカード

レギュラーカードとは異なるデザインや加工が施されたカードで、通常よりも出現率が低く設定されている所謂レアカード。同じブランド内の同シーズンでも様々なデザインのカードがあり、特に希少性の高いカードとして以下のものが挙げられます。

パラレルカード

主にレギュラーカードの色違いや加工違いなど、通常とデザインは同じで少し変化を加えたカード。そのパターンは様々で、表面の色・加工違いはもちろん、裏面のテキストの色違いなんかもあったりして遊び心があります。

オートグラフカード

選手直筆のサインが施されたカード。シールに書かれたサインをカードに貼り付けているシールオートグラフと、カードに直接書き込まれた直書きオートグラフがあります。

日本にいるとNBA選手に会える機会は、まず無いので自分で買ったパックの中からサインカードが出てくると何だか運命を感じてしまいます。笑

メモラビリアカード

選手が実際に使用したユニフォームやボールなどを貼り付けたカード。メモラビリアとは「記念品」という意味で、他のカードに比べて価値が高いカードとされています。

サインの他にも、NBA選手が使用したアイテムがセットになったカードがあるなんて心躍りますよね。ただのカードではなく、こうしたNBA選手との繋がりを感じられるアイテムとしてもNBAカードはコレクション性が高いと言えます。もちろん僕はまだ入手したことはないですが、いずれはジャ・モラントのメモラビリアカードを手に入れたいところです。

シリアルナンバーカード

発行枚数が制限されたカード。◯/99や◯/10などの全体枚数のなかで何番目のカードかが、カードの表面や裏面に刻印されていることが多いです。中には世界に1枚しか存在しないカードもあり希少性の高さからカードの価値としても高い傾向にあります。

リデンプションカード

特定カードの引換券。カードの発売までに選手の写真が揃わなかったり、サインが貰えなかった場合にこのカードと引き換えることができます。

カードに書かれてある文字列をメーカーHPに登録すると、カードが制作され次第登録住所に発送してくれるというもの。NBAカードは基本的に英語表記なのでこれは知っておかないと、カードの価値そのものを見誤る可能性があるので注意が必要ですね。

 

といったところで、今回はNBAトレーディングカードの基礎知識をまとめてみました。

僕のように初心者だからといって何も知らずにとりあえず買うよりも、上記のような基本的な知識を入れた上でカード開封をするといより一層楽しめると思います。