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今回は話題の指輪型ガジェットOura Ringを購入したのでレビューしていきます!
新型コロナウイルスの影響で4ヶ月間停止していたNBA2019-20シーズンが、新フォーマットで再開されました。
新しい競技フォーマットとともに話題になったのが、NBAが選手やチームスタッフに支給した指輪型の健康管理デバイスOura Ring(オーラリング)。
日毎の疲労回復度を数値化できるこのデバイスで新型コロナウイルス感染を予測するのに役立てたいという意図があるようです。
このガジェットを知るきっかけになったのはNBAでしたが、調べていくうちにどんどん興味が湧いてきて購入してしまいました。
フィンランド発の健康管理デバイス「Oura Ring」
Oura Ringはフィンランド発の健康管理デバイスで指輪内側に埋め込められたセンサーにより、様々な身体情報(心拍数や活動状況、体温など)を取得し現状の健康状態をスコア化してくれます。
Oura Ringを装着して得られた身体情報は、専用アプリで可視化されます。
可視化される項目は主に下記の3つ
①Readiness(疲労回復度)
②Sleep(睡眠の質)
③Activity(活動量)
朝イチで可視化された自分の健康状態を確認しその日の過ごし方の参考にしたり、翌日以降の改善に向けた生活習慣の見直しにつなげることができます。
また、なぜスコアが低いのかを分析するために複数の項目を確認することができる他、ただスコア化するだけでなくその日の健康状態からどのように過ごすべきかのアドバイスが表示されたり、日常生活の中で活動量が足りない、あるいはずっと座っている状態になっている場合などにアラートをくれたりもします。
特に高い睡眠トラッキングの精度
様々な情報をトラッキングできるOura Ringですが、中でも注目なのがその睡眠トラッキングの精度。
2017年にはスタンフォード大学がOura Ringのトラッキング精度を検証するために実験を行ったところ、睡眠時間、睡眠の質を96%の精度で検出していることが分かったそうです。
実験の際には、睡眠障害の診断に用いられる検査の一つである「終夜睡眠ポリグラフ検査」とともに精度検証を行い、ほぼ同等の精度で検出することができたとのことです。
このような信頼に足るガジェットということもあってか、NBAへの導入以前からイギリスのヘンリー王子やメンタリストのDaiGoさんも愛用されています。
睡眠スコアを導き出す要素
もちろん睡眠状況をスコア化するだけでなく、その要素を確認することもできます。
TOTAL SLEEP:総睡眠時間
EFFICIENCY:睡眠効率
RESTFULNESS:休息の度合い
REM SLEEP:レム睡眠
DEEP SLEEP:深い眠り
LATENCY:待ち時間、潜伏、遅延
TIMING:睡眠のタイミング
実際に使った感想としてはレム睡眠など検出精度が高いのか低いのかは調べようがないので正直分からないものの、睡眠のタイミング、つまり就寝時間と起床時間の精度が恐ろしく高いので信頼して使っています。
日常に溶け込む圧倒的な使いやすさ
詳細な使用状況に関しては別記事であげようと思っていますが、OuraRingとともに数週間生活してみた感想としては、自分の生活習慣を見直すキッカケを与えてくれる良きアドバイザー。といった感じでとても気に入っています。
あまりにも自然に日常に溶け込んできたので、いちガジェットにも関わらずアドバイザーと表現してしまいました。
まずは見た目的な溶け込み具合。
普段指輪をしない僕にとっては少しゴツ目で主張が激しい印象もありましたが、数時間も着用していると慣れてきます。素材がチタン製でできているということもあり、非常に軽く着用時の違和感もさほど感じません。
バッテリーは最大1週間程度持ちますし、100m防水ということで手洗いはもちろん入浴時も取り外す必要がないため非常に使い勝手が良いです。
僕は週に1回、入浴時に30分〜40分ほど充電するだけで問題なく1週間使えています。
そして朝起きた時に専用のOURAアプリを確認するのが日課になり、自分のその日の状態を確認することで1日の過ごし方について考えるようになりました。
まだまだデータが少ないので分析するには至りませんが、自分の生活とスコアを振り返りながら健康管理に繋げていきたいと思います。
取得したデータを実際に分析してみました
こちらの記事では実際にデータを活用し、自分の健康管理における課題を洗い出すことができました。
当たり前ながらもOuraRingがあるからこそできる、その活用方法を御覧ください。
OuraRing2(オーラリング)の活用方法!実際に自分の健康状態や睡眠の質を分析してみた。